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November 19 ギリシャ・カリムノス島クライミングツアー日記 KALYMNOS10月29日(月)
今日はカリムノス最後のクライミングだ。 体中が疲労している感じ… ベッドから起きられない。
だがShinは元気で、前腕が張って夜中に目が覚めたが水を飲んで寝て、朝起きたら回復していたという。 U子さんたちは、今夜のさよならパーティーの買い出しに、クライミングを休んで、路線バスに乗ってポティアの町に買い物に行く。
その路線バスだが、行くときは定刻どおりに来たものの、帰りのバスが定刻より早く出発したので異変を感じ、乗客に時計を見せてもらったら、1時間早くなっていたという??
周囲の乗客がこぞって時計を示すので、サマータイムが終わっていたのに気がついたという。 この時期、注意しなければならないのは、国家記念日のお休みとサマータイムの終わりである。
疲労はあるが、頑張って下記のルートを登る。
ODYSSEY ① Eumeo 4b 15m レイコさん、初めてマスターオンサイト。リードもマスターとなると勝手が違い、緊張した様子。智ちゃんもリード。 ② Argo 4c 15m
レイコさん、マスターでオンサイト。智ちゃんも1撃 ♪ ③ Penelope 6a 18m ④ Imia 6c 25m
⑤ Why Not 6b+ 15m
レイコさん、智ちゃん、トップロープながらこのグレードで傾斜がきついとお手上げだが、なんとか登れて達成感を得たようす。 ⑥ Fouska 7a 12m
ホールドはガバガバだが、遠い。傾斜もきつい。ジャミングができなかったら終了点にクリップできない(クイックドローすら掛けられない)。短いルートだが、とても疲れる。 私は会心のクライミングだったがジャミングできず、なんとか終了点に残置されたクイックドローにクリップしたものの、周囲のアメリカ人クライマーたちの評価は得られなかった。 Shinはちゃんとジャムを決めて完登し、拍手喝采をあびた。Good job! ⑦ Polifemo 7c 20m
このルートのラインが美しく、魅力的に映る。登りたいけれど上まで抜けられそうにないなぁと考えていると、アメリカ人のGuyが取り付き、上部で落ちてクイックドローが残置された。これ幸いと、許可を得てトライした。 しかし1手1手がとても遠く、たくさんあるポケットは使い物にならないものばかり。 しかも中間部ではやっと掴んだコルネが太くて手にあまり、身体は伸びきって身動きできず、足があがらない。ランナウトもしているし…ム…! 敗退 ランジしてもっと上のいいところを掴み、足を切って懸垂しないといけないのかなぁ…? 見ると触るとでは大違いだった。 ⑧ Morfeas 6b 12m
レイコさん、智ちゃん、今回のツアーの最後のクライミングだ。 傾斜の強いルートで奮闘してもらう。2回のトライでやっと終了点へ ♪ ⑨ Island in the sun 7a+ 20m
西日の当たるエリアで、とても暑かったが、Shinはマスターでオンサイトを決める。 最終日の最終便で会心のクライミング ♪ だが君子危うきに近寄らず…である。 最後に怪我をしてはいけないので無理をせず、私はトップロープで登る。案の定コルネの突破口が怖くてテンションした。 以下はShinのメモなのでオンサイトしたい人は読まないように。
ブリッジでコルネは左回り、左足のニーバーを高く身体を水平に倒し、アンダーホールドを左手で保持、右手のピンチは大きくてスローパーでムーブを起こすのに度胸がいる。本当の核心はバルジ越え。コルネでクリップして戻って休憩、左側を登る。いったん左に出るが行き詰るので右側にイレギュラー、アンダーでスラブに出る。教科書どおりに対角の足を高めにあげて立ち上がるのだ。あせって手を出してはいけない! カリムノス島は約1,000本のルートが揃った初級者から上級者まで楽しめる岩場である。
5c+~7b+の本数が充実しているので、とくに中級者向にはうれしい。 国内ではそれほど登っていなかった私たちだったが、カリムノス島に来て、グレードはともかく、たくさん登れて本当に楽しかった。(完登66本)
来年もまた来るね…♪ 夕陽に染まる岩肌に 心の中で挨拶した。
みんな元気に怪我もなくツアーは終わった。 出発前に今年他界した父の墓前に手を併せて頼んできたから、きっと守ってくれたのだと思う。ありがとう! Comments (1)
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