| Toshi さんのプロフィールFTG Climbingフォトブログ | ヘルプ |
|
7月19日 不老ふ死この3連休はひどい天気だった。
連日どこかで集中的に降っていた。
北の日本海は遠く灰色のもやが立ち込め 陸揚げされた漁船の近くで餌をついばんでいるカモメの群れが何となく寂しい。
いっとき危なかった義父の容体は思ったほど悪くなく、立って歩けるし顔色もいい。
おいしい梅干でおかゆが食べたいという。
糖尿病・高血圧・心臓弁膜症・白内障その他もろもろ病気のデパートで、今年で6回も入退院を繰り返し、今度は肝臓癌…
高齢のため処置の仕様がなく悪化しないよう願うばかりだが、19日検査で20日に退院と 自分で話す義父の顔はとても明るかった。
毎日の看病で疲れきった義母は私たちの顔をみて安心したのだろう。
その日は家ですやすや昼寝をしていた。
翌日、津軽の黄金崎・不老ふ死温泉に行く。 約1時間のドライブだ。
昔は海の中に一つだけあった小さな露天風呂 (混浴) だが、いつのころからか女性専用ができ、ちょっと安心だ。
若い子たちはポーズを取って写真を撮りあっている。私も自信があったら撮ってもらうんだけど、すごいなぁ… あんまり隠してないよ
むかし来たときは、その名のとおり夕陽に染まった黄金色の海はことばで言い尽くせないほど美しかった。
海はいい、海は好きだと湯船に浸かって言っていた義母は、大広間でまた眠ってしまった。
元気になったら今度は義父も連れてきてあげよう。
7月14日 インプラント今日はきっと抜歯だけだろう と紹介していただいた知り合いのDrに言われ、気持ちが軽くなった私は診察台に横になり 口のところだけ穴の開いた重たい大きな白い布で顔面を覆われたとき、もしかして… と怯えた。
案の定、顎の骨にきり込むドリルの感触を近くて遠くに感じていた。
インプラントを2本入れて縫合するまでの時間はひどく長かった。
ピッ ピッ ピッ 血圧計がとときどき早く鳴っていた。
まだ麻酔が効いているけど痛くならないといいな。
昨夜は夕飯を抜いて、めずらしくワインもやめた。
朝になったら体重が減っているかもしれない。 7月13日 車検が通らない愛車パジェロのバッテリーがあがってエンジンがかからなくなってしまった。
6年半で20万キロ以上走ったのだからバッテリーも交換が必要だったのだろうけれど、あがったのが秩父あたりの山中でなくて本当によかった。
3年目の車検の3日前に松本インター料金所で煙を吹いて動かなくなってしまい横浜までレッカーしたりと、いろいろトラブルのあった車だけれど よく走ってくれている。
7人乗りだがサードシートを取り払ったので5人しか乗れない。
サードシートは実家の物置にしまっていたのだが 私が「いらないよ」 と言ったものだから、父が取り付けシャフトを金ノコで切ってしまった。
小さな金ノコで堅固なステンレスシャフトを切断するのは容易ではなく、疲れてしまって片方しか切っていない。
切ったところで使い道はないのだから粗大ゴミだが、そんなことよりサードシートがセットできなくなって愛車のパジェロは車検が通らない。
メンテナンスはこまめに行っているのでエンジンは元気で 塗装がいいので車体はピカピカだが、7年目の車検で買い替えだろう。
出費のかさむときは何で追い討ちをかけるようにお金が出て行くんだろう 7月10日 プラム日曜日のパン2は想像以上に混んでいた。
今日は空気が吸えるだけまだましですよ、と常連が笑って答えた。
岩手県から来たという三人組は勝手がわからず順番待ちがあるのを知らずに無造作に取り付いて止められた。
岩手のほうでは順番待ちなどありえないという。
それでも私たちはなんとか登ったほうだろう。
3日連続のクライミングだ。
今日は早めに切り上げ (3時) 横浜市内へ出かけることにした。
主人はハウスを踊りに、私はプールで泳ぐために…
途中、乾徳山の帰りに塩山市内で無農薬のプラムをゲットしたと Kさんからメールが入った。
石川町で待ち合わせ プラムを頂いた。
そのプラムは実家の裏に屋根より高く生っていた巴旦杏(はたんきょう)だった。
小学校の夏休み、弟とはしごを使って屋根に登り、むしり取ったものだ。
ちょっと甘酸っぱく、がぶりと噛んだら虫がいて、何度か捨てたことがある。
赤くなるのを待てずに青くてまだ硬いのも食べたっけ…
Kさんから頂いたそれはツーンと甘いにおいがして、子供の頃の味がした。
そうだ!写真を撮ろう!と思ったときは全部食べた後だった。 7月9日 キャミで登る週末のパン2はとっても混み合い 座る場所もなくて疲れる。
休憩室もなんだか落ち着かない。
だから川口までは遠いが ついついパン1に足が向いてしまう。
結局 雨は降らなかったけれど、どんよりした空だ。
鹿児島県の方ではひどい降水量で土砂崩れ等の災害で、たくさんの人が避難しているという。
いつまでたってもダイエットの効果がないので、思い切って露出作戦に出た。 人に見られたら体のほうがきっと痩せようとするだろう。
あと5キロなんて望むのはおこがましいが、2・3キロも痩せたらグレードアップは確実だ。
グレードはともかく キャミでおしゃれができる。
人前にだるまのような背中をさらすのは不本意だけれど、まあ公害にはならないと思う…
会長が 5.13a のルートに取り付いた。
クイックドロー2本目までクリップしてギリギリのクライミングだ。
「私なんかもう 5.13 なんで登れないよ」 と声をかけたら、「いまトライしなかったら益々トライできなくなるからね」 といわれた。
なるほど、私がキャミを着るのと同じようなものだ。
やせでから… なんて考えていたら一生着られないものね。 7月7日 褒められました♪平日なのにいつもより混んでいたパンプ2で 初対面の二人の若い女性に 突然「生徒さんの登り方がきれいなので私たちにも教えていただけませんか?」 と声を掛けられた。
お母さんと同年代の女性で しかも小柄なNさんのしなやかな登りは、クライミングを始めてまだ間もない彼女たちの目にも美しく映ったのだろう。
不得手なムーブを一つ一つ意識しながらのレッスンはもどかしいものだけれど、今日のNさんはいつもと少し違っていた。
染み付いてしまった自分の悪いクセを本気で直そうと努力していたのである。
狙っているルートを一旦やめてグレードを落とし 苦手なスメアリングをチェックするなど、そんなレッスン風景も彼女たちは見てくれていたのだろうか?
生徒さんが褒められるのはなにより嬉しい。
今日は小川山の予定だったけれど、天気が怪しいので中止した。
早朝、友人の山岳ガイドから 「野口五郎岳は雲海がきれいです!」 のメールが届いた。
もう私は何十年も雲の上を歩いていない…。 ほんとうに綺麗なんだろうなァ。
いま汽笛がなりました。横浜も天気です。 7月6日 インプラント葵の花が空に近くなるほど梅雨が明けていくというけれど、この頃の天気は全く気まぐれだ。
終末のたびに雨模様となり予定がたたず、ギリギリで山に出かけたりしているけれど、今度もダメだろうか…
あと二ヶ月しかない。
今年の夏はかなり忙しくなりそうだ。
バタバタと出発間際に準備するのはいつものことだけれど、時々私は空を見上げる。
この前 きれいな夕陽を見てから何気なく話すようになった。
昨日の誕生日、田舎の母と電話で盆には帰るようなことを言ってしまったが、大丈夫だろうか。
やらなければならないことが山積みなのにインプラント手術まで加わってしまった。 歯科医院の椅子に座っただけで心拍数が上がってしまうのに、あごの骨をドリルでギリギリあけるその治療をどうして想像できるだろう…
今からダイエットして今度のヨセミテはスマートにタンクトップで登ろうと、今朝はその計画を実行しようとしたけれど、歯科医院へ行き、そんな場合ではなくなってしまった。
雨が激しく降っている。 7月4日 子供の頃のみずみずしい気持ち突然 テレビから中田の引退表明が飛び込んできた。
自身のウェブサイトに公開された声明文を読み上げるアナウンサーの声はかしこまっていた。
私はサッカーの熱狂的ファンではないけれど、4年前の日韓ワールドカップから興味を持つようになり、とくに中田と川口は贔屓である。 ワールドカップにはいろいろなドラマがあるが 世界の強豪を相手に100%以上の力を発揮するのは選手にとって大変困難なことだと思う。
サッカーが大好き という子供の頃の中田のみずみずしい気持ち… プロになってから中田は そのみずみずしい気持ちを心の奥底に閉じ込めた時期があったという。
サッカーならずとも純粋な気持ちだけで日本の司令塔が務まらないのは至極当然であろう。
中田は人一倍そのことをよく判っていたのだ。
ブラジルとの戦いが終わり、ピッチに長いこと転んだ中田の胸を去来する感情はどんなにか溢れんばかりだったろう。
私も、何故山に登るんだろう? 何で山が好きなんだろう? と幾度も自分に問いかけ、がむしゃらに山に出かけた時期があった。
答えは見つからず、否、途中で漠然と押し込めてしまった気持ち…
山から遠ざかり、挙句の果てに大怪我をして歩けなくなった今、ときどきあの頃の素直な自分を思い出す。
下肢の切断をまぬがれ 4度の手術のその度に復帰してクライミングシューズを履いたとき、そして山の空気に触れたとき、ありがとう
そんな大切な気持ちを忘れずにいようと思っても つい時々忘れてしまう。
中田の引退がきっかけで思い出した みずみずしい気持ち…
今日は私の○○歳の誕生日
7月3日 辛抱が肝心主人がクライミングで左肩を脱臼 (肩甲骨剥離骨折) してから 17週経った。
回復は順調で、14週目で甲府幕岩の 5.11d が登れるようになり、17週目の昨日はパンプ2でどっかぶりの 5.12a が登れた。
まだ無理なムーブは起こせないようだが 8割方回復したのではないだろうか。
それでも缶ビールを飲み干すとき不用意に手から力を抜いたまま体を後ろにそらすと肩が抜けそうになり、びっくりするという。
なにも最後まで飲まなければいいのに…
ちなみに4週間固定のところを主治医の見立てで3週間で固定がとれ リハビリを開始し、7週目からクライミングを再開したものの再発したら (また外れたら) 元も子もないので 10週目を過ぎるまで初級者レベルを超えないようにこころがけた。
クライミングは何よりのリハビリになって理学療法士の先生は回復の早さに驚いたそうだ。
その後は徐々にレベルを上げ、気がつけば 14週目で 5.11d が登れるようになり、17週目で 5.12a が登れたものである。 私が左足に大変な怪我をしてまだ松葉杖をついていた頃、登れそうな気がして 5.9 のルートをいきなりリードして、これ以上ないほど前腕がパンプして、筋肉が石のように張って 疲労が3・4日取れなかったことがあったっけ…
私のように怪我をしても休まないクライマーをよく見かけるが、なにごとも辛抱が肝心だ。 休むべきときはきっちり休む!
年季の入っている人は長く休んでもクライミングを忘れることはない。
むしろ長の休養で疲れがとれた分 パフォーマンスが向上する場合がある。 日ごろ行かない映画館に行ったりして一旦クライミングから遠ざかった彼はエライかも… 7月2日 オシムの言葉程度の差はあるが誰にでもプラトーな時期がある。
長いプラトーに陥ると向上のきっかけすら見つけられず気が滅入るものだ。
プラトーから抜け出すためにどれほど努力しているかと問われて返答に迷う人は多いだろう。
もしかすると無駄な努力をしているのかもしれない。
このごろ私自身のクライミングは下降線である。
登っていないのだからそれは当然で、向上を望むほうがおかしい。
クライミング以外のお勉強?に追われてモチ切れ状態なのだ。
膝の状態もあまり良くないので休養もいいかなぁ なんてのんきにかんがえているはいるが…
昨日は久しぶりにプライベートで一日登った (インドア)が、お買い得の 5.12b を三度トライしたが登れず 12a もOSを逃し、最終便の 5.11c に至ってはあまりにひどい状態なので気が滅入ってしまった。
しかし、これほど現実を実感できるのもまたいいものだ。
秘かに明日から頑張ろうと漠然と考える。
そういえば夕べのテレビでオシム監督が言っていたが、量をこなせない選手に質を求めてもダメなんだそうだ。
今回ワールドカップに出場した 巻 はもともと劣等性で、お前は下手だからとにかく走れ とオシムに言われ、ゲーム中ひたすらピッチ上を走り回っていたという。
そうして90分間走り続ける体力がついたころ、今度はオシムが お前はバカか。ただ走っても仕方が無いだろう。考えて走れ!と言ったそうだ。
ん~ 確かに!
量に見合わない質を私は生徒さんに求めすぎていないだろうか?
( 自分自身、明日から頑張ろうとなんて考えているけど、中味がないなぁ 夕陽かすんだビルの合い間にぽっかり朱色の夕陽が浮いていた。
電車のつり革につかまり、久しぶりに見たような気がする。
太陽ってあんなに丸かったっけ?
今日はひどい暑い一日だった。
この時期クーラーのないジムでクライミングするには結構覚悟がいるものである。
私はほとんど登らないので平気だが、生徒さんのほうは上気して汗だくで集中力も落ちるだろ。
それでも頑張っている生徒さんたちを見ていると、なんとか収穫を持ち帰って欲しいと思うのだが、なかなか同じ失敗の繰り返しで登れない。
何故だろう?
いままでの自分を振り返ってみると答えは意外に簡単に見つけられることが多いが、その答えを言葉で伝えることは出来ても理解させるのがむずかしい。
みんな余裕がないのだ。
頑張る気持ちは体の外まであふれているのに頭の中に冷めた空間がないような気がする。
それでも何か一つでもいいから持ち帰って欲しいと思う。
辛かったこと…可笑しかったこと…何でもいい。
映像のように思い出してほしい。
長い鉄橋を渡る電車の中から、ぼんやり夕陽をながめ、そんなことを思った。 黄色い木いちご夏に入る頃 あまり光の届かない林の中に それはひときわ輝き こぼれるように生っていた。
手のひらに大事に集めて口にした時 その一つ一つのみずみずしい甘さに歓喜をあげた子供の頃…
この時期 山に入るたび心の片隅で探していたような気がする。
赤いラズベリーはよく見かけるけれど、黄色いそれはなかなか巡り会えないのである。
最近はクライミングのほんの短いアプローチしか山を歩かないから、ますます会えない。
ところが先日、甲府幕岩へ行く林道の脇に、みごとにそれを見つけてしまった。
しかも一つ二つではなく、群生していたのである。
思わず車を停めさせ、私は外へ飛び出した。
同行のみんなは 「よく判ったね」 と驚いたけれど、どうして? こんなにあるのに気づかない方がおかしいと私は思う。
摘んだ実が手のひらから溢れて、紙袋に入れた。
食べながら摘んでも沢山とれた。
なんだかとっても得した気分になって、その日は特別な日になった。
来週行ってもまだあるかな?と秘かに思った |
|
|